ZIP-FM「MORNING CHARGE」初ライブイベント『モーチャーフェス』出演決定!
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◆ZIP-FM「MORNING CHARGE」初ライブイベント『モーチャーフェス』出演決定!

番組開始から9年目を迎えた平日の朝の番組「MORNING CHARGE」が、初のライブイベントを開催。
モーチャーが大好きな3組によるスペシャルフェスです。

ZIP-FM 「MORNING CHARGE」presents モーチャーフェス
【日時】2018年2月9日(金) 18:00 OPEN / 19:00 START
【会場】名古屋クラブクアトロ
【出演】MOROHA、ビッケブランカ、NakamuraEmi
チケット発売等、詳細は後日発表いたします。
後日、スケジュールにご詳細はアップいたします!
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Posted : 2017.11.27
MOROHA 公開生放送 ご招待のお知らせ
ワイドFM2周年を記念した下記番組に、100名さまを無料ご招待いたします。ご応募お待ちしております。
 

【番組名】ワイドFM2周年記念 渋谷×文化ラジオ~高橋ちえ music with you!   公開生放送
【放送局】文化放送 FM91.6 /AM1134
【放送日時】2017年12月7日(木)午後7時~9時
【会場】文化放送メディアプラスホール JR浜松町駅 都営大江戸線・浅草線大門駅からすぐ
【応募方法】文化放送 渋谷×文化ラジオホームページ 高橋ちえ music with you! 内にある
        応募フォームからご応募ください。抽選で100名様を無料ご招待いたします。

【応募フォームURL】 https://urldefense.proofpoint.com/v2/url?u=https-3A__ssl.form-2Dmailer.jp_fms_26e5eedc544380&d=DwICJg&c=o_lJda16WK5Kq4wBheKNrA&r=SDLkWuSmNrM51bYtJtYMNlo7ESnrY5W0UOM45qs8aXg&m=YrAMAUvzxBKRVf12_MV7LZPtXgjyMJ5ZDjwAAepFZsE&s=xlU0N2mj7MJGnlF5jHCM2ZYRFVk4RnFKJI842EnV-1Y&e=
Posted : 2017.11.24
イベントライブ出演情報
【MOROHA ライブ出演情報】

来週11月20日(月)からGUでSPECIAL FASHION WEEKがスタート!
それを記念して「GUダイバーシティ東京プラザ店」で新進気鋭アーティストによるインストアライブを実施、MOROHAとOfficial髭男dismさんが出演します!

日時や応募方法など、詳しくはGUアプリから是非チェックお願いします!

http://www.gu-japan.com/jp/feature/fashionweek/sp/
Posted : 2017.11.13
異色のMOROHAツアードキュメンタリー『劇場版 其ノ灯、暮ラシ』を巡る監督対談

異色のMOROHAツアードキュメンタリー『劇場版 其ノ灯、暮ラシ』を巡る監督対談

 

MOROHAのツアードキュメンタリーでありながら、監督エリザベス宮地の家族や恋人、

さらにファンの人生まで描いた異色のドキュメンタリー映画『劇場版 其ノ灯、暮ラシ』。

ポレポレ東中野で上映中の今作を、ドキュメンタリー監督の松江哲明さんを招いて語り合いました。

これまでいくつもの音楽ドキュメンタリーを手がけてきた松江監督は今作をどう見たのか?

また、劇場版プロデューサーのカンパニー松尾、ドキュメンタリー監督の今田哲史も同席し、

音楽とドキュメンタリー、MOROHAと言葉、被写体との関係性、

現代におけるセルフドキュメンタリー…について語り合いました。

宮地「今日めっちゃ緊張してるんですけど」

松江「(笑)」

宮地「昔、阿佐ヶ谷ロフトでイベント開かれてたじゃないですか?(2008年に連続で開かれていた『松江哲明のあなたと飲みたい』)」

松江「来てたの!?」

宮地「はい!大学の時にビデオマックス調布店っていう店でバイトしてて、松尾さんのAVを見るようになって、そっから松江さんを知って」

松江「ブログ書いてた頃だ」

宮地「ブログもめちゃくちゃ読んでました!それで一回コメント欄で質問してますね」

一同「えっーーー!」

松尾「どんな質問したの?」

宮地「カメラは何を使ってるんですか?って」

一同「(笑)」

宮地「松江さんから「DVX100A(パナソニック)ですよ」って」

松江「確かに使ってた」

宮地「それが死ぬほど嬉しくて。あと松居大悟が入ってくるんですけど。僕は松江さんのことを客として追っかけてたんですけど」

松江「うん」

宮地「松居大悟がゴジゲンって劇団を作って。そのトークゲストが松江さんで」

松江「行った」

宮地「それも見に行きました。ずっと追いかけてた松江さんと、同じ年の松居大悟が話してるのを見て、一人でカーッとしてました」

一同「(笑)」

今田「宮地はそれが意外で、ミュージシャンのPV畑から来てるのかと思ってて」

松江「PVはどういうのが好きだったの?影響を受けた人は?」

宮地「僕は音楽は森田童子からなんですよ」

今田「『高校教師』だ」

宮地「野島伸司の作品がベースですね。そこから『電波少年』を経て、松尾さんや松江さんって流れですね」

松江「野島さんが好きだったら岩井俊二監督とかエヴァンゲリオンに行きそうだけど、どうしてセルフに?」

宮地「映画が撮りたいと思って大学で放送研究部に入るんですけど、そこがNHKを崇拝してるところで…」

松江「(笑)映像コンクールに入賞するのに一生懸命の人たちだ」

松尾「甲子園みたいな?」

松江「審査員をやったことあるんですけど、とても真面目です」

宮地「映画研究部が大学になかったので、映画は撮れないなーと思ってた時に松尾さんのAVを見てセルフドキュメンタリーに」

松尾「それは間違ってるよ!(笑)」

松江「自分にカメラを向ける=ドキュメンタリーのようなイメージ?」

宮地「そうでした。セルフドキュメンタリーが当たり前だと思ってました」

松江「テレビのドキュメンタリーの方がメインだって分かってるでしょ」

宮地「それも見てましたけど、みなさんのセルフドキュメンタリーの方が面白いと思ってて。松江さんの編集を完全にパクってました」

松尾「では、『劇場版 其ノ灯、暮ラシ』を松江さんに見てもらいましたが、どうでした?」

松江「面白かったです。意地でも自分の球を投げようとしているところが。僕は『BiSキャノンボール 2014』のサブカメラマンとしてしか宮地くんのことを知らなくて。前にmoosic labで上映していた『ミヤジネーション』はオナニー世界チャンピオンの映画だとは聞いてましたが(笑)」

松尾「がはは!オナニーの映画はどうでした?」

松江「『ミヤジネーション』も今回、初めて見せてもらったんですけど、全然オナニーの映画じゃなかった(笑)。ミュージシャンの女の子(セバスチャンXの永原真夏さん)の映画でしたね」

宮地「はい!」

松江「それで『劇場版 其ノ灯、暮ラシ』ですけど、ミュージシャンを映画で撮る時って、音楽が流れた瞬間、どうしてもミュージシャンの世界になっちゃうじゃないですか。僕の場合だと前野健太さん(『ライブテープ』『トーキョードリフター』)、GOMAさん(『フラッシュバックメモリーズ3D』)、神聖かまってちゃん(『極私的神聖かまってちゃん』)と撮ってきてるんだけど、彼らの時間をどう映像にするかってことがまず考えなきゃいけなくて」

宮地「そうですね」

松江「音楽が先に存在するので、どうしても映像が後付けになりがちなんです。僕もその制約の中で、どうやって映像にするのかっていうことをすごく考えてきたんだけど、ライブや音楽を撮る時にはまずそこを悩みます」

宮地「はい」

松江「『其ノ灯、暮ラシ』はその悩みがストレートに伝わってきて、さらに戦おうとしてるところにグッときました」

宮地「ありがとうございます」

松江「僕の場合だと、前野さんを撮るときにワンカットという制約を作ったり、カメラマンに映画の人を呼んだり、僕が育った吉祥寺という街で撮ったり、GOMAさんも3Dで撮るとか、かまってちゃんもファンの目線で撮るとか、そういう仕掛けや設定を考えたんです。他にもミュージシャンを撮る機会があったんだけど、それが浮かばない時は企画自体が成立しなかったですね。まだ、ストレートにミュージシャンを撮る、ということは出来ないです。宮地くんもどうやって音楽を映像に手繰り寄せるかを真剣に考えてるなと思いました」

 

宮地「うう…」

 

松江「ファンの人に「MOROHAに映像で負けたくない」って言うじゃないですか。出てくれる人たちがそこに乗っかってくれる人たちなんですよね(笑)。監督に協力しようっていう気持ちがあるから、一晩泊まっただけでも人生に触れることができたのかな、って。そこは監督の人徳というかキャラクターですね」

宮地「はあ…ありがとうございます!」

今田「確かにMOROHAのファンじゃないと成立しなさそうじゃないですか」

宮地「そうですね、MOROHAのお客さんらしいですね。自分でライブを見に来て、喝を入れに来る人が多いので。特に男性は(笑)」

今田「ここで宮地を断るのは男じゃない(笑)みたいな感じが出てましたよね」

松江「そのやり方がMOROHAっていうミュージシャンを撮ることと合致してると思いました。例えば松尾さんの『私を女優にしてください』ってシリーズがありますけど、一括りにAV女優さんといっても単体やアイドルとは全然違う人たちじゃないですか。車の運転もしてくれるし、家にも泊めてくれるし。そういう人たちがMOROHAのファンに近いのかなって」

 

宮地「そうだと思います」

松江「それでみんなが人生の断面を見せてくれるじゃないですか」

今田「確かにちょっとAVっぽいですよね」

松江「または「家、ついて行ってイイですか?」っぽい」

宮地「毎回ライブ会場で30人以上に声を掛けて、ほとんど断られるんですけど(笑)」

今田「そんなに断られるんだ!」

宮地「でも泊めてくれる方は話したいことがある人が多かったですね」

松江「今日初めて宮地くんと会って、『ミヤジネーション』も見せてもらって思ったんだけど、あんまり懐に入って来られてもウェルカムになれない人もいると思うんですよ」

 

今田「どういうことですか!?」

松江「ライブ見終わった後に、カメラ持って声かけてきて「泊めてください!」って言われても「いやいやいや!」ってね、普通は(笑)」

宮地「シャツの柄のせいでしょうか?」

松江「いやいや、柄とかじゃなくて(笑)ライブが終わった直後でOKする人って、その時点で多くのものを見せてくれる資質や覚悟がある人なんだと思う。それこそライブを初めて見に来たような人は難しかったかもしれないし。だからこそ「泊めてください!」ってアプローチは正しかったと思う。単純に泊まりたいんじゃなくて、ドキュメンタリーに参加して欲しいって意味だから。30人に声かけるということが演出の一つだったんだろうな」

 

宮地「ダメな時は一人で野宿してました(笑)そのシーンはカットしましたけど」

松江「そんな意固地な感じはする。自分で決めたルールを絶対に守ってるんだろうな、という意思は見え隠れしてた。漫画喫茶行ったり、ビジネスホテル行ったりしてもいいのに(笑)。撮りさえすれば」

松尾「野宿のシーンも入れてたらもっとしみったれた話になってたかもね」

宮地「そうですね、そういうシーンを入れるともっとMOROHAの音楽と離れていくなと思ってカットしました」

 

松江「うん。でも僕が今回思ったのは、音楽の聴き方を教えてもらったというか。僕もMOROHAを見たことがあるんだけど、聴くのに気合いがいるんだよ(笑)。40になって子供もいると、「みんなのうた」とか童謡を聞く機会が増えて、子どもの番組で流れてる曲ってすごいんだよ、シンプルな歌詞がリズムに合わせてふわっと入ってきて。思わず感動するんだよね、「愛と勇気だけが友だちさ」とか聴くと」

 

宮地「はあああ」

松江「最近、そんな子ども向けの曲ばかり聞いてたから、MOROHAの曲はどれも強度が半端ないんだよね。ひとつひとつの歌詞も聞き逃せないし、何よりも、聞き手が問われるんだよね。僕は東京で育ってるから「上京タワー!」って言われても「…そうですよね」ってなっちゃうんだけど、それも僕の生き方だし。要するに自分と向き合わないといけなくなるんだよ。ライブで一対一で対面して、腕を組んで、自分を奮い立たせるっていう人たちにはグッとくるのは分かるし、僕もそういう音楽が好きだった頃もあるけど、今は「ブンバボーン」とか「アンパンマン」だから」

宮地「はい」

松江「でも今回映画を見てて、歌と作り手の心情との合わせ方がスーッと入っていけるから、こういう風に聴くといいんですよって教えてもらったような」

松尾「そうなんですよ。俺もドキュメンタリーでMOROHAを好きになれた部分が大きくて」

松江「僕が好きな音楽映画って、知らなかったミュージシャンを作り手によって教えてもらえるような作品なんですよ。それがこの映画にはあった」

今田「僕も入り口がこの映画で良かったなって思いました」

 

松江「例えば知らなかった音楽でも「こんな時に聴いた」っていう物語や入口があるだけで広がることってあるじゃないですか。Twitterでもちょっとしたテキストがあるだけで聴きやすくなるっていう、そういう役割は十分に果たしてると思う。僕も映画を観ながら友達のこととか、自分が一人暮らししてる時とかを思い出しました」

 

宮地「はい!」

松江「一つ物語があるだけで音楽って変わるよねって。それが良かった」

宮地「ありがとうございます…(しみじみと)」

 

松江「あと、たくさんライブを撮ってるんだろうけど、よくこの曲を選んだなって。実は全体的にそんなに曲を使ってないんですよね。だけど、あるライブのこのバージョンの絶対のタイミングを選ぶっていう、単純にカッティングという意味の編集力だけじゃなくて、素材の選択って意味での編集力もあると思います」

 

宮地「ありがとうございます…(深く頭を下げ)」

松江「曲の選択はどうやって?」

 

宮地「基本的に泊まり込んだお客さんが見たライブから、そのお客さんにどれか一曲を選んでもらって。例えば夫婦だったら結婚の曲だったんですが、映像ではお二人の家の画と合うなあとか」

 

今田「確かにMOROHAの曲は生活と根ざしてるから、合わせやすいのかもしれないね」

宮地「相性が良かったですね。それは編集の段階で気付きました」

 

松江「宮地くんに相当聴く力があるんだなと思います。必ずしもMOROHAにとってベストの演奏じゃなくても、映像と合わさった時のタイミングでベスト以上のベターになってますよ、っていう風にMOROHAに投げてるような気がして」

 

宮地「そうですね。アフロくんは毎回MCが違うんで、「この日はちょっとイマイチっす」って言うんですけど、映像で並べて見せると良くなるからって伝えました」

松尾「アーティストの見せたいものと、こちらの作りたいものって違ったりするからね。アフロくんはニキビが気になってたりね(笑)」

宮地「そうですね(笑)」

松尾「けど、アフロくん本人も言ってたけど、そのニキビがツアーラストの疲れを表していたりするからね、それを許すアフロくんと宮地の信頼関係ってのもちゃんとあるし」

松江「現実では気付かない物語が映像には込められるからね。宮地くんのプライベートの部分は映画を観るまで気付かないだろうし」

松尾「でも時たまバランスを欠いた強烈なのが出るじゃないですか。『バラ色の日々』とか(笑)まさかさ、完成した映像を彼女を呼び出して見せるとかさ」

今田「しかも泣きながらね」

松尾「そう!あそこら辺の宮地の感情ってすごいなとも思うんだけど、わからないとも思っていて。宮地さんはそういう自分を変だと思ってないの?」

今田「変だと思ってないでしょ」

宮地「そうかもしれないです…」

松江「僕は自然なこととしてやってると思った」

宮地「編集のときは全部素材としてフラットに見てるんで」

今田「自分の泣いてる姿にグッとくるってこと?」

松江「嘘のない、自分の泣いてる姿に強さを感じてるんだと思う」

宮地「……」

今田「責めてるんじゃないよ!なかなか出来ることじゃないから!」

 

松江「それはテロップもそう思ったんです。泣いてるのと同じで、嘘のない気持ちを出してるんだろうなって。それを出すことで作品が強くなることだと信じてるし、たぶんMOROHAの音楽に負けたくないって気持ちがあって作ってるんだなって」

 

宮地「はい…テロップは強すぎるって指摘が…ありまして…」

松江「それで僕が思ったのは、例えば泣いたりするような本気の感情って、それ以上にいかないんじゃないかなって。本当のことを出しちゃうと、それはそうだよねって見る側も降参しちゃうっていうか。そこでフィルターが出来ちゃう気がして」

宮地「はああ」

松江「それが絶対になっちゃうんだよね、泣くとか怒るって強烈だから。本人にとっては映像の一部でしかなくても、観客は「ここが見せ場なんだ」って思われてしまう行為だよな、って。それがこの映画の場合はもったいないと思った。僕だったら劇場版は状況説明と日付だけ残して心情のテロップは全部切る」

 

宮地「はああああ」

松江「僕も昔の作品はテロップが強かったんだけど、今見るとお客さんをふるいに掛けてしまっていたんじゃないかなって思うこともあって。言葉を絶対的なメッセージって受け止める人が自然だから。テロップってそれくらい強い演出だと思う」

宮地「はい」

松江「こないだ生放送やったけど(『緊急生放送!山田孝之の元気を送るテレビ』)、ドキュメンタリーのように編集でコントロールしないやり方も面白いなって気付いて。だから僕も編集やテロップが自分の勝負だと思ってた時もあったけど、今はそれだけだとは思わない。『其ノ灯、暮ラシ』はテロップを入れなくても伝わる映像がたくさんあると思ったから、手を離すチャンスだったんじゃないかなって」

 

宮地「…編集してると、自分に言い聞かせたくなっちゃって。テロップはお客さんに向けてないというか」

今田「怖いこと言うなー(笑)」

松尾「アフロくんもそうだよね、わりかし自分にも歌ってるよね」

今田「だからMOROHAのファンは宮地のテロップがずしっとくるんだろうな」

松江「MOROHAってメロディも強いけど、言葉も強いじゃないですか。その人たちに言葉で勝負するのはどうかなと思った。どっちが突き刺さるかと言ったら圧倒的にMOROHAの歌詞。宮地くんは「おじいちゃんの顔!」とか「彼女とのこの一枚!」ってそういう戦い方もあったんじゃないかな」

 

宮地「そうですね…」

松江「自分の得意なことを疑うのも、楽しいと思うよ」

宮地「はい…」

松尾「ところでセルフドキュメンタリーを作る人って最近もいるの?」

松江「ほとんどいないですね、映画学校の卒業制作もセルフは減りましたね」

松尾「どうして減っちゃったの?」

松江「僕が思うのは、やる必要が無くなったからだと思います。Twitterとかで人と関係を作るのが簡単になっちゃったから。悩みを書いてもすぐに「いいね」を押してくれるし、返信もしてもらえるし」

松尾「そっかあ、表現欲求が満たされちゃうんだ」

 

松江「当時の映画学校だと、映画を作ることによって同級生が「え?こんな悩みがあるの?」って気付いてもらえたりして。さらに外で上映すると色々な人と知り合うことが出来たんです。少なくとも自分の悩みを人に知ってもらって反応をもらうまでに短くても数ヶ月、または一年以上はかかったんですよ」

 

今田「映画がカミングアウトみたいな表現だったんですよね」

松江「『あんにょんキムチ』もそうで、映画を撮るって理由があったから家族に話を聞けたし、自分がやりたいと思ってもスタッフや講師と相談する必要があることで客観的になれたから。今は自分の悩みを作品にする必要もないんですよ」

 

今田「ネットで検索すれば他の人の悩みもたくさん見れて、自分を相対化出来ちゃうんですよね」

松江「「自分だけの悩み」はネットのおかげでなくなったと思います」

松尾「自分を切り刻むような表現って少なくなってきてるんだねえ」

 

松江「今は切り刻んでも注目されないですよ。先に誰かがやっちゃってるだろうし。例えばフィルムで撮ってた時代は一本作るのに最低でも数百万円かかるんですよ。だからこそ一人では作れないし、人が集まれば「これは発表する必要があるのか」という話にもなるし。今はもう撮影する前にネットに悩みを書けば十分なほどのアドバイスがもらえますからね。そうなってくるとセルフドキュメンタリーという手法が表現者への道につながるかっていうと……」

 

今田「だから『其ノ灯、暮ラシ』は懐かしかったですよ、昔のセルフみたいで」

松江「僕も最初に言ったように、宮地くんがどういう風に映像で撮るかを考えて、戦おうとしてるかっていうのが懐かしかった」

松尾「セルフはセルフで、カメラ=万年筆じゃないんだけど、本来はカメラって客観的なものだけど、カメラが突っ込むことによって撮れるものもあるからね」

 

宮地「はい、はい」

松江「宮地くんはそれを知ってる人だと思う」

松尾「これからもカメラ一台で、やるときはやってくださいね」

宮地「はい!」

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劇場情報

『劇場版 其ノ灯、暮ラシ』

9/3010/20 ポレポレ東中野

連日20:50~(105分)一般¥1.700

 

トークゲストや『ミヤジネーション』特別上映の詳細はポレポレ東中野HPへ→
https://www.mmjp.or.jp/pole2/

 

作品情報

アコースティックギター担当のUKMCのアフロからなる2人組音楽ユニット「MOROHA」が、2016年から17年にかけて全43公演を行った「MOROHA III RELEASE TOUR」の密着ドキュメンタリーで、176月にDVDとして発売された映像に再編集を施して製作された劇場版。「MOROHA」のライブだけでなく、観客や家族の人生を照らし合わせ、「MOROHA」の音楽が聴く者の日々とどのように共鳴しているのかという点にも焦点を当てる。監督は、様々なミュージシャンのMVやドキュメント映像を手がけ、16年に発表した「MOROHA」のMV「バラ色

の日々」が話題を集めたエリザベス宮地。

 

10/2110/27 大阪シアターセブン レイトショー

http://www.theater-seven.com/2017/movie_sonohi.html

 

10/2811/3  名古屋シネマスコーレ レイトショー

http://www.cinemaskhole.co.jp/cinema/html/home.htm

 

以降、地方イベント上映も画策中。

 
Posted : 2017.10.14
MOROHA,文化放送にてラジオ冠番組決定!
2017年10月3日より毎週火曜日 21:00〜21:30
文化放送
番組名は「MOROHAの!オニヤンマ獲りにいこうぜ!」

コーナーお便り募集しております。
①【ちっちゃな「革命」】
あなたが日常生活の中で行った、些細な「革命」、しょうもない「反逆」はなんですか?
②【今まで恥ずかしかったこと】
これまでの人には言えなかった、恥ずかしい思いをしたエピソードを教えて下さい。
③【今日変わった奴から明日が変わる!!】
お悩み相談コーナー。アフロとUKがあなたのお悩みにズバリ答えます!

メールは
moroha@joqr.net
までお送り下さい。
ラジオネームもお忘れなく!

http://www.joqr.co.jp/index.php
 
Posted : 2017.09.22
MOROHA 自主企画ライブ「怒濤」第十一回 ゲストバンド解禁!!
MOROHA 自主企画ライブ「怒濤」第十一回
11月7日(火)恵比寿リキッドルーム
ゲストバンドは、クラムボンに決定!!

クラムボンHP
http://www.clammbon.com

チケット発売中
http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006001P0050001P002233003P0030001P0006
Posted : 2017.08.28
劇場版「其ノ灯、暮ラシ」ポレポレ東中野にて上映決定!
MOROHA ×エリザベス宮地監督ドキュメンタリー
劇場版「其ノ灯、暮ラシ」 9月30日(土)~10月20日(金)

ポレポレ東中野にて上映決定!

詳細は追ってアップいたします。

ポレポレ東中野
https://www.mmjp.or.jp/pole2/

ドビュッシーHP
http://debussynetwork.com/movie.html
 
Posted : 2017.08.28
MOROHA「其ノ灯、暮ラシ」特別インタビュー

なあ、お前はこんなもんじゃないだろ。


コピーライター 阿部広太郎
 
 打合せの時間が近づく。たぶん、おそらく、きっと、正解に近い案は出せている。このままひと息ついてゆっくり会議室に向かうこともできる。たとえそれが正解から外れていて、打合せ相手がすこし曇った顔をしたとしても、会話をしながらうまく軌道修正して、なんとか着地することもできるだろう。どこか逃げ道を探している自分に直面した時。なあ、お前はこんなもんじゃないだろ。胸ぐらを掴むような声が聞こえてくる。
 思えば、言葉や企画を考えるコピーライターの仕事をはじめて、10年近くになる。20代、駆け出しの頃は不器用そのものだった。毎回、ああでもないこうでもないと寝食を忘れて打ち込んでいた。いつもファミレスの苦いアイスコーヒーを飲みながら、答えの見えない迷路をさまよっていた。努力がすぐに報われるほど、甘い世界ではない。案を出せども出せども、その考えが議論の中心になることはなかった。考えることはしんどい。それ以上に役に立てないのは虚しくなる。それでもこの仕事をやめたいと思ったことは一度もなかった。と、言ったら格好つけすぎかもしれない、弱気になったことはたくさんあった。でも、言葉で心を動かすコピーライターという仕事の魅力に取り憑かれていた。つづけていれば勘どころもわかる。あまり迷わず進めるようになる。器用になるとは、力の入れどころと抜きどころがわかることなのだと思う。仕事に向かう堅さもとれ、徐々に仕事を任せられる20代後半。そんな時だ、MOROHAと出会ったのは。
 これが奮い立つ感覚というものなんだろう。弱虫になりそうな自分を認めてくれて、大丈夫まだまだ行ける、と背中をぽんと前に押してくれる。聞いて、聞いて、聞き続けて思った。MOROHAは焚き付ける。「俺たちは音楽で勝負してる。お前は何で勝負してるんだ」。思い出すのは、うまくいかなかったあの時だ。不器用なくせして、でかい夢を掴もうとしていたあの時だ。だから僕は、弱気を振り払う。打合せが近づこうと、それなりの案が出ていようと、足掻くことをやめられない。ぎりぎりになって思いついたことを、白い紙に走り書きをして、駆け足で打合せに行く。汗をかいて、必死になって、ダサいかもしれない。でも、これが自分なりの勝負の仕方だと思うからだ。一回切りの人生、正解の先にある、感動をつくりたい。そういう初期衝動をエンジンにここまで来たんだから。
 MOROHAの映像作品「其ノ灯、暮ラシ」を語る上で、自分自身の話をしない訳にはいかないと思った。これは単なるライブDVDではない。映像作家のエリザベス宮地が、MOROHAの「なあ、お前はこんなもんじゃないだろ」という挑戦状を受けて、カメラ1台で勝負した130分間だからだ。MOROHAとエリザベス宮地の対バンとも言えると思う。真剣勝負をしている人にしか出せないヤバさがこの映像にはあふれている。エンドロールが終わった時、あなたは何を思うだろうか。この作品があなたに何を問い掛け、あなたがどんな勝負を仕掛けるのか、僕は楽しみでならない。



マイク1本、ギター1本、カメラ1台。格闘する様に完成したMOROHA「其ノ灯、暮ラシ」特別インタビュー



インタビュー&ライター 阿部広太郎
 
6月14日(水)、MOROHAキャリア史上、初の映像作品がリリースされます。昨年から今年の頭に掛けて開催されたMOROHA III RELEASE TOURのドキュメント映像。これは、いわゆるライブDVDではありません。映像作家のエリザベス宮地が、ツアーに密着する中で見えてきた出会いと別れ、ライブと人生、それぞれの最初で最後の一瞬を繋ぎ合わせた、130分間の人間ドラマ。Red Bull Studios Tokyo Hallにて先行上映会が行われた翌日。MOROHAのこれまでと、これからも含めてインタビューを行いました。
 
—MOROHAは2008年に結成されました。アフロさんがUKさんに「やろう」と声を掛けた時のことを良く覚えていますか?
 
アフロ:当時のことを振り返って思い出すのは2つあります。ひとつは千葉でUKにやろうと話をした時と、もうひとつは町田でバンド名を決めた時ですね。
 
千葉に「BELT」というクラブがあって、そのイベントの時に、当時バンドを組んでたUKに対して「どうなの?」と話した後に、UKはぐずぐずっとしたことを言っていて、「だったら、そっちも並行してやってもいいけど、ふたりで力入れてペースゆっくりでもいいからやってみようぜ」って話したんですよね。その時、俺は俺で、就職して音楽は趣味でっていう風に逃げてたところもあって、これでちゃんとやるって決めたんです。
 
UK:クラブイベント終わりか、その最中に抜け出して、コンビニの前で座り込んで話した覚えがありますね。その時、やらなきゃなという腹くくった感じがありましたね。
 
アフロ:でもまあ、その瞬間にくくれたかというより、「とりあえずやりたい、それがいちばん楽しそうだから本気でやろうぜ」というくらいでした。そこから曲が仕上がって、人前でさらして、評価してもらって、だんだんこれは面白いことが起きるかもというわくわくと同時に、決意が固まっていくという感じだったと思います。
 
—MOROHAという名前を決めた時はどんな話をしたのでしょうか。
 
アフロ:当時UKが町田に住んでて、お互い酒が弱いのに、缶チューハイを2本ずつ飲んで、結構酔っ払って。
 
UK:そう町田の109の前に座り込んで話しましたね。
 
アフロ:漢字が好きで、「諸刃」の他にもなんだったかな、「飛車角」みたいなのもありましたね。硬派な漢字の世界観。
 
UK:恥ずかしいのばっかりで、まあ諸刃かなって感じで決まりましたね。
 
アフロ:ただ漢字で「諸刃」だとイメージが固まり過ぎちゃうかなって話して横文字で「MOROHA」にしたんです。
 
—「MOROHA」としてはじめてステージに立った日のことを教えてください。
 
アフロ:池袋ライブハウス「マンホール」だったと思います。いちばん印象深いのはUKがギターを弾くためのイスをスタッフさんから貸してもらえなかったんです。
 
UK:そう、今のあぐらスタイルの原点なんです。
 
アフロ:俺はテンション上がったんです。「イス貸してくれないから、俺アグラでいくよ」ってUKが言ったときに、それカッコいいじゃん、お前ずっとそれでいけよって、思ってましたね。
 
UK:それで後にひけず、今まで続いてるんです。
 
—2008年に結成してから今年で9年ですね。あっという間でした?


アフロ:長かったですね。濃かったなあと思います。
 
UK:MOROHAをはじめてから、2年くらいで1stのアルバム「MOROHA」は出したんです。出すまでの期間がものすごく長く感じだけど、今思えばそこからの期間の方が長いですね。
 
アフロ:UKは当時、大学生だったんです。俺は2年制の学校に行ってたから先に卒業して、ちょっと働いて、会社を辞めて、バイトしながらUKの住んでる町田に、週末だけ会いに行って、夜から朝まで音楽をつくって。MOROHAをやっている感覚はもちろんあったけど、今よりはないよね。UKは就職活動もしてたからね。当時、不安だったんだろうなあと。
 
UK:なんとか食い扶持を探すという感じだったんです。ただ、1stを出した時から実感もちょっとずつ湧いてきましたね。
 
アフロ:曽我部恵一さんにこの業界にいていいよ(注:2010年の「出れんの!?サマソニ!?」にエントリー。審査の過程において曽我部恵一から「MOROHA、本当にヤバい。事件だと思います」と評され、曽我部恵一賞を受賞)って言われてるような気がしましたね。そこから2ndを出すまでが結構しんどかったですね。
 
—何がしんどかったのでしょう。
 
アフロ:うまくいかなかったですね。結果がついてこなかった、とにかく結果がでなくて。
 
UK:ちょっとずつはプラスにはなってますけどね、曽我部恵一氏にフィーチャーされて、CDが出て。普通のバンドマンのセオリーじゃないですけど、そういうものを踏んでこなかったので、地の力がぜんぜん無かったんです。2ndまでは、それを取り戻す3〜4年という感じでしたね。
 
—風向きが少しずつ変わったのはいつでした?
 
アフロ:2013年、2ndの「MOROHA Ⅱ」が出た時ですかね。CDを出す時っていうのはこれでぜったい何かが決定的に変わるはずだ!って思うんです。でも、リリースして、ツアーが終わると、またちょっと前のモードに戻ってくる。あれ、やっぱりまだここかあって感覚もあります。
 
UK:ちょっとミュージシャンらしい話をすると、「三文銭」をつくれた時ですね。これが確実に基盤になっていくというか、ちゃんと音楽でMOROHAを表現できたはじめの曲だったんですよ。これをファーストアルバムのツアーの時に歌ってたんです。それが最終的にアルバムに入ったのが2013年で、前に進むための曲が出来たというのは感じましたね。
 
—2013年のセカンドから、2016年のサードまでの間はどうでした?


アフロ:そこからは「しゃべくり007」で生田斗真さんに紹介してもらえたりとか、群馬ロックフェスやメトロックに、国内の大きいフェスに出れたり。いちばんの変化は、自主企画のライブをやりはじめたことですね。「自分たちが戦いたい相手とやろうぜ」という思いで対バンをやりはじめたんです。
 
—MOROHA Ⅲのリリースツアー、約四ヶ月で全41公演。この数、尋常じゃないですよ。
 
アフロ:これで最後くらいの気持ちだったんですよ。ブッキングはぜんぶ自分たちでやっていて、やっぱり疲れちゃうから、これで最後にしたい、次のツアーからは本数絞って、キャパを大きくしたいと思って、悔いの無いように、自分たちが素敵だと思うバンドとは全部やっとこうくらいの気持ちでしたね。
 
UK:このツアー以外にも呼ばれたライブを10本くらいやってました。
 
アフロ:売れるって決めてたんです。売れたらこんなツアー組めないから、これが数で勝負する最後だと思ってました。
 
—MOROHAのライブは、相手を倒しにいく、対戦対決というのが鮮明ですよね。
 
アフロ:俺たちの個人的なモチベーションが上がる対バンにしたいというのはもちろんなんですけど、回ごとにバラバラな客層というのがすごく大事だと思っています。同じような格好して、同じような盛り上がりしてる人たちが来るようになったら俺はもう終わりだと思ってるんです。それはそのジャンルが好きで来てもらっているという感じで、それならそのジャンルの正解を叩き出すライブになっちゃうと思います。
そうじゃなくて、おじいさんも、若い子も、イケイケなヤツも、暗いヤツも、モノトーンの服を着てるヤツも、原色の服を着てるヤツも、みんな違う顔をしている、それがお客さんの本来あるべき姿だと思うんです。それ故に、いろんな場所にライブしなくちゃと思うし、色んなバンドを呼んでいるという感じですね。
 
—MOROHAⅢのライブツアーはまさしくそれを証明してますよね。今回、映像に収めるために、エリザベス宮地さんに声を掛けたきっかけは何だったんですか?
 
アフロ:宮地さんにお願いした理由は、俺たちがすごく宮地さんことを信頼しているし、彼の仕事が素晴らしいというのが第一にありました。宮地さんはどんなところに行っても、すぐ馴染んで、相手の本性を引き出せる人じゃないですか。
 
UK:それにフットワークの軽さもあるし。
 
アフロ:発想がぶっとんでるし、俺たち発信でこうしてくれと言わなくても、どうすれば良くなるか提案してくれるでしょ、あの人はそれが本当にすごい。
 
—ツアーがはじまる前に、宮地さんとどんな打合せをしましたか?
 
アフロ:俺はどちらかというとライブを軸にして、そのまわりの日々という想定だったんですけど、真逆になりましたね。UKが、それはつまんないから軸をドキュメントにして、MOROHAのライブがそこに差し込まれていくというのがいいよねと言ったんです。
 
UK:宮地さんの強みってドキュメントの部分だと思うんです。ライブDVDはいつでも撮れるので、ドキュメントってその時、曲とかは変わらないけど、まわりの環境はその時しか撮れないので、MOROHAはそっちの方がおもしろいって思ったんです。
ライブで言うところの対バンとワンマン、この違いと多分一緒です。ワンマンはやろうと思えばいくらでもできるけど、対バンはその時々の化学反応的なものが楽しいんです。
 
—MOROHAとエリザベス宮地監督の対バンですね。その化学反応を起こすなら、ライブで出会う人の人生を描くということですよね。試写された時どう思いました?
 
アフロ:やってくれたな、まんまと私物化してくれたなと。
 
UK:重い!(笑)楽しさのひとつもないですからね、俺のカラオケシーンくらいですよ(笑)
 
アフロ:MOROHAとして良いプロモーションになるとかならないとか、MOROHAがこれによって良い状況になるかとかわからないですけど、俺たちが関わる作品で、ちゃんと刺さるものができたからそれが嬉しかったですね。
それに、商売下手だなって思いました。俺たちも下手だし、あの人も下手だなって、それでやっぱり商売に出来たら最高だよなってやってるから、それが良かった。
 
UK:嬉しいのは宮地さんファンで、MOROHAを知ってくれた人も多いんですよね、それがすごく嬉しいです。映像ファンに響くと良いなと思います。
 
—昨日の試写会で、アフロさんが仰っていた「個人的な気持ちがいちばん人に伝わる」ということですよね。宮地さんのことを知らなくてもぐっとくると思います。
 
UK:カメラのことなんてわからなくても、「カメラに甘えるな」という言葉が出てきて、あれでちょっと泣きそうになるんですよ(笑)俺自分でMOROHAをやってるのに、「MOROHAに甘えるな」という言葉に、その人の気持ちになっちゃうんですよね。宮地さんの気持ちになっちゃうんです。あれすごいよなあ。
 
—「其ノ灯、暮ラシ」というタイトルと、映像の中身の繋がりがすごいです。
 
アフロ:ここが伏線になって後半に繋がってるんだって驚きます。俺が十代の頃に書いた「闘志」という色紙が、宮地さんのおじいちゃんの「自己との闘い」という書き初めに繋がって。その「たたかう」が、闘志の「闘」で。そこで、ふわーっていう感覚になったり。人生って伏線に溢れてるんだなって。それに気づく人と気付かない人がいるだけで、気付いた人がそれを作品にできるし、気づかない人はやっぱり気づかないし。
 
UK:わかりやすいところの映像でいえば、宮地さんが飛行機で東京に戻る時、空の上から見える街の光景をバックに「其ノ灯、暮ラシ」のタイトルが出てくるじゃないですか。そこに暮らしがあって、灯火があるんだよという、宮地さんすごいなって。
 
—これから見る人にどんな気持ちで見てもらいたいですか?
 
アフロ:さっき言った通り、この作品には、自分しか気づけ無い伏線というのが無数に張られていて。これは伏線だって、気づけたらそれってつくり手が意図してなくても、まぎれもなくあなたにとっては伏線で。それを見た人同士で共有して、「ああ本当だね」「そうだね」って見てもらいたいです。力いっぱい見てもらえたら楽しいし、食い入るように見れる作品だと思います。
 
UK:入口はみんなMOROHAを見たくて、DVDを買うと思うんですきっと。最終的には、自分との闘い、自分と向き合ってるというのがこの作品の肝だなと思ってて、いい意味ですごく裏切ると思うし、ダメージもでかいと思うけど、そういう作品ってあんまりないので、覚悟して見て欲しいというのがありますね。
 
—収録されているMemoriiと30/20について聞かせてください。Memoriiは、思い出のmemoryのyをiをふたつにして、「memorii」にしてますよね。これは大切な人と人との間にということで、iとiにしてるんですか?
 
アフロ:あーそれ素敵な気付きです、それちょっと使わせてください。
違うんですけど、そういうことだと思うんです。それはそれで正解だと思うし、ラップの醍醐味ってそこだと思うんです。言葉の数が多いだけに、いっぱい勘違いできるんです。いっぱい勘違いして、自分なりの物語に当てはめて、正解を出すというのでぜんぜん良いと思うんです。
ちなみにMemoriiというのは、大事な人のひと目盛りにという歌詞から、Memoriと考えて、ただ「メモリー」の意味を重ねられるといいよねってなって、iをもうひとつ足したんです。
 
—30/20は、LOST IN TIMEの名曲「30」のリアレンジですね。いま20代と30代の境目にいて、ふたりが年齢について思うことはありますか?
 
UK:僕はあんまり無いですね。ただ、LOST IN TIMEの「30」、僕はもともと知らなかったんですけど、この曲を聞いた時に、めちゃくちゃ感動したんです。20代前半から、後半にかけて、思うことがちょっとずつ変わってきて、良かれ悪かれ許せるようになってきたり、心が広くなってきたり、そういう思いをぎゅっと歌詞の中にあるのが感動してしまいました。やっぱり徐々に変わってるんですかね。
 
アフロ:俺は「30」を聞いた時に、LOST IN TIMEの海北さんに、「本当にこんな風に悟っちゃってるんですか?」って聞いたんです、そしたら「アフロ君、こうやって思う瞬間もあるけど、ふざけんなこの野郎、天下獲ってやる、俺がいちばん若いんだって思う瞬間もあるよ」って言われました。
いま10代の気持ちだって書けるし、今回俺は20代の気持ちを歌ったけど、どの時の自分を切り取るかっていうのがアーティストなんだと思いました。
 
—最後に、来年MOROHAは十周年を迎えます。どうですか心境は?


UK:割とそういう節目に対しての感覚が欠落してるんです(笑)5周年のときも、5周年だとも思わなかったし、でも大事ですよね。
 
アフロ:ファーストの時に歌った「恩学」という曲で、「音楽より大切な人 音楽で幸せにしたい」ってあの時歌ってた若い気持ちと、本気で今それをしなくちゃいけないという幸せな切迫感があります。
昔の曲をライブでたくさん歌っていて身に迫るものがあって、それこそ伏線じゃないけど、あの時俺が言ってたことってこういうことだったんだと本当に身に沁みますね。
 
—十年って長い年月ですよね。
 
UK:これまでの十年考えたら、この先十年はもっと長いですよね。この先の十年はやばい、修羅だと思うな。想像したくない(笑)。40歳でこれやる?って思いますよ。でも20歳で結成したときに30歳でこれをやっていると思うかですよね。でもやっててよかったと思いますね。
 
アフロ:幸せなのは格好いい先輩がたくさんいるってことです。俺たちが恋焦がれて対バンする先輩はどんどんかっこよくなってるから、格好良くなり続けるという希望はあるんです。人間ってのは強いんだって思います。
 
(了)
 
「其ノ灯、暮ラシ」のポスターに書かれた「最初で最後の、この一瞬」。インタビューを終えて、この言葉の響きがより一層深まった気がしました。昨日よりも今日。今日よりも明日MOROHAどこまでも成長し続ける。そのためにこの一瞬を、真剣勝負をする。MOROHAとエリザベス宮地監督の対バンとも言える映像作品「其ノ灯、暮ラシ」。たくさんの人生の一瞬を、ぜひご覧ください。
Posted : 2017.06.15
【お詫びと訂正】 5/28に行われる「其ノ灯、暮ラシ」発売記念試写会のご当選者の皆様へ。
【お詫びと訂正】
5/28に行われる「其ノ灯、暮ラシ」発売記念試写会のご当選者の皆様へ。

送付させて頂きました、インビテーションカードに「一枚につき、二名様までご入場いただけます。」と記載がありましたが、
参加希望人数の申請が一名様の場合は、一名様のみ入場可能となります。
希望が二名様の場合は二名様でのご入場可能となります。

ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。
お詫びして訂正いたします。
Posted : 2017.05.22
「其ノ灯、暮ラシ」RELEASE TOUR 第二弾ゲストバンド発表!
「其ノ灯、暮ラシ」RELEASE TOUR 第二弾ゲストバンド発表!

あらかじめ決められた恋人たちへ / LOST IN TIME / 四球星 / 呂布カルマ

以上の4アーティストがツアーに出演!

日程はスケジュールからチェック!

ツアーファイナルのゲストバンドは後日発表!


7/4(火)新潟RIVERST
THA BLUE HERB

7/5(水)松本ALECX
THA BLUE HERB

7/9(日)仙台Tiki-Poto
ワンマン公演

7/11(火)心斎橋CLAPPER
あらかじめ決められた恋人たちへ

7/12(水)名古屋CLUB ROCK'N'ROLL
LOST IN TIME

7/14(金)福岡LIVEHOUSE CB
四星球

7/23(日)札幌KLUB COUNTER ACTION
呂布カルマ
Posted : 2017.05.08
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  • TITLE
    CLUB ROCK’N’ROLL 25th ANNIVERSARY!!! DEEP VELLEY
  • DATE
    2017.12.20[Wed]
  • VENUE
    名古屋 CLUB ROCK’N’ROLL
  • TIME
    開場 / 18:30 開演 / 19:00
  • TICKET
    D代:別途